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壁の素材の調べ方
簡単に自分で出来るDIYの中で、一番おススメなのが、壁を使ったインテリアです。壁にいろんなものを取り付けると、それだけで一気にお部屋の雰囲気が変わったような気分になります。
ただ、壁に付けるときに気になることが強度。重いものを取り付けても大丈夫かな?と言うことが一番気になることだと思います。
取り付ける位置や取り付け方さえ、しっかりと把握しておけば、重いものまで大丈夫です。しっかり把握して、自分でチャレンジしてみましょう!
お家の壁に使われている建材の種類について、知っておきましょう。
壁の中って、施工が終わってしまうと、まったく見えなくなってしまうので、一体どんな風になっているのか、わからないですよね。
まずは、壁面に使われている建材を把握して、自分のお家の壁がどうなっているかを知っておきましょう。
壁面材は、大きく分けると、「石膏ボード」と「コンパネ(コンクリートパネル)」の2つです。大抵、お家の壁の中では、どちらも使われていると思います。どちらが使われているかで取り付け方も変わってきます。自分が棚やミラーを取り付けたい壁は、石膏ボードなのかコンパネなのかをまずは把握しましょう。
ちなみに、写真はわが家のダイニングの壁。ここは珪藻土の塗り壁ですが、このように珪藻土や漆喰、またペイントなどの塗り壁の壁材は、コンパネを使うと、仕上げた後に灰汁が出てきてしまうので、ほぼ石膏ボードが使われています。
まず、1つ目の壁材は、石膏ボードです。プラスターボードとも言います。
石膏がベースになっている板を特殊な板紙で包み込んだもので、安価で丈夫。しかも、カッターでカットして簡単に施工出来るので、お家のほとんどの壁には、石膏ボードが使われています。
ただ、石膏ボードの芯材は石膏。なので、直接、ネジを打ち込んでも利かず、スポッと抜けてしまいます。画鋲でポスターを留める程度なので、重さのあるものを取り付ける時には、きちんとした施工方法でネジを打ち込むようにしましょう。
もう一つは、通常「コンパネ」と呼ばれるコンクリートパネルです。
コンクリートパネルと言っても、コンクリートで出来ているわけではありません(笑)
「コンクリートを固める時に使うパネル」の略?らしく、簡単に言うと、分厚いベニヤです。
ベニヤ板と聞くと薄いイメージですが、ベニヤは厚さが3mm程度の薄いもののことを言うのに対し、コンパネは厚みが大体9mm以上のもののことを言います。
厚みが9mm以上のものであれば、直接ネジを打ち込んで、しっかりと固定されるので、かなり重さがあるものでも大丈夫です。
もし、取り付けを希望する壁が、コンパネで仕上げてある場合は、自由に好きな場所にネジを使って固定して下さい。
実は、通常ほとんどのお家の壁には、石膏ボードが使われています。石膏ボードの壁には、棚やミラーなどで重いものを取り付ける場合、場所を選んで付けなければいけません。
逆に、設計の段階で、壁面に重いものを取り付ける予定があれば、予め壁材をコンパネで仕上げることが出来ます。そうすれば、場所を選ばず、自由にネジを打ち込んでしっかり固定することが出来ます。
なので、もし、棚やガラスのキャビネット、ミラーなどの重いものを壁に取り付けたいのであれば、予め施工業者さんに「この位置に重いものを付けたいから、壁材をコンパネにしておいて欲しい」と話をしておきましょう。
そうすれば、希望した壁をコンパネにしてくれるので、シビアにならずにいろんな場所にます。壁材を準備される前の早い段階で、連絡しておきましょう。
自分の家の壁はどっち?コンパネと石膏ボードの見分け方です。
それでは実際に取り付ける前に、今、取り付けたいと思っている壁が、コンパネか石膏ボードなのかを見分けてみましょう。
見分けるために、まず簡単な方法は、画鋲を挿してみることです。画鋲がスポッと入って、抜いた時に画鋲の先に白い粉みたいなものが付いてきたら、その壁は石膏ボードです。
画鋲の穴が気になる方は、ちょっと大変ですが、コンセントカバーを外してみましょう。カバーを外してみると、コンセント部分から壁が見えるので、コンパネか石膏ボードかが判断出来ます。
ただ、同じ壁でも、場所によって石膏ボードとコンパネを使い分けている場所もあります。例えば、壁の上半分にコンパネを使って、下の部分は石膏ボードということもあります。
コンセントカバーを外したら「石膏ボードだったのに、取り付けたい部分はコンパネだった」ということや、その逆もありますので、出来れば取り付ける位置に一番近いコンセントを確認することをおススメします。
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