アンティークを使ってみたいんだけれど、なんだか勇気がいるという方には、簡単にいろんな場所で使えて便利な、アンティークのプレスドグラスがオススメです。

プレスドグラスとは、型押しガラスのこと。いろんな用途で作られ、いろんなデザインのものがたくさんあります。光にかざすとキラキラとキレイに輝くので、使うのはもちろん、眺めているだけで幸せな気分にしてくれるアンティークです。ガラスがまだ庶民には手が届かなかった時代の憧れが詰まっています。

高級品だったガラスが使えるようになったんです。

もともと1900年以前はガラスは、職人さんが一つ一つ手作業で作っていたものだったので、庶民にはとても手が出なかった高級品でした。
それが、1900年代に入って、型押しガラスの技術が開発されてから、1930～1940年代にかけて大量に作られるようになり、みんなが手に出来るようになりました。

いろんなガラスがある中でも型押しで作られたカッティングのキレイなものを、プレスドグラスといいます。プレスドグラスの中には、いろんな用途に合わせて、形作られたものがあるので、集めるだけでも相当な量になり、面白いんです。

今のガラスのように強化ガラスというものがない時代なので、分厚いのが特徴。作っているガラスの成分も、今と違うのでアンティークのガラスは光にかざした時、キラキラとキレイに輝きます。

また、技術面では今のように機械が発達していないので、いろんな形の気泡が入っているのも特徴です。若干ゆがんでいることも。
今だったら、検品で絶対に跳ねられてしまうと思うのですが、当時はこれが当たり前です。ただ、気泡が入っていても、歪んでいても、それが不思議とぬくもりある味わいを持つのがアンティークの最大の特徴です。

価格も千円台～高額でも1万円までくらいなので、気軽に購入出来るアンティークなので、初めてアンティークにチャレンジしてみたい方に、ぜひオススメです。
新築や女性の誕生日のお祝いなどにも喜ばれています。
うちのお店でも、人気が高いので、あっという間にお嫁に行ってしまいます。早めにチェックしてみて下さいね。

いろんなデザインのプレスドグラスは、こちらからご覧下さい→

→アンティーク辞典に戻る