アンティークドアの取り付け方や取り付けの時期、準備について

ドア
せっかくだったら素敵なドアを。

新築やリフォームで、アンティークのドアをお家に取り入れる方が増えています。

ドアの取り付けは、工事の最終段階なのですが、実際に入れたいドアは、実は、かなり早い段階で決めておかなければいけません!

これを知っておかないと、「本当は入れたかったのに、もう入れることができない・・・」と、あきらめなければいけないことになるので、アンティークドアの取り付けについて、詳しくお話します。

大工さんに言われてからで大丈夫だと思っていませんか?それでは素敵なアンティークドアを入れるのに間に合いません!

アンティークドア

ドアの取り付け時期は、お家を建てる終盤も終盤、一番最後の最後です。なので、もし、施主支給で自分が準備したものを持ち込みをしたいと工務店さんやハウスメーカーさんにお願いをすると、その、最後の取り付け時までに準備しておいて欲しいと言われると思います。

ところが!その時期では遅いのです。もし、その時期まで待っていて決めたとすると、持ち込みで素敵なアンティークのドアを入れようと思っても、もう、実際にお家の中に入れることが出来ません。

自分の希望しているアンティークのドアを取り入れたい場合は、図面を決めている時に、すでに決めておくことがおススメです。
遅くても、ご新築の場合は、建前が終わった直後まで、リフォームの場合は、現場の施工が始まるまでには決めて、準備しておきましょう!

アンティークのドアを早く決めておかなければいけない理由は・・・

ドアを正面から見ると

取り付けはお家がほとんど出来あがってからなのに、なぜ、そんなに早くドアを決めておかなければいけないかは理由があります。

ドアを取り付ける場合、ドアだけを準備すればいいものではありません。ドア枠と言って、ドアの周りの部分も必要になります。なので、ドアとドア枠のセット、両方が必要です。

通常、新築やリフォームで使うドアというのは、このドアとドア枠がセットになっています。なので「ドア」と言えば、もれなくこのセットのことをいいますが、アンティークの場合は「ドア」のみで「ドア枠」は付いてきません。

なので、ドアに合わせて現場でドア枠を大工さんに作ってもらわなければ、ドアとして使うことが出来ないんです。
アンティークのドアを付けたことがない大工さんだと、ドアにはドア枠が付いているものだと思っている方がほとんど。また、日本家屋の場合は、ドアの大きさは、ほぼ規定で決まっているので、通常の一般的によく使うドアの大きさで準備されてしまうことが多いです。

もちろん、アンティークのドアは、大きさも違えば、ドアの厚みも違います。一つ一つ微妙に違っているので、その都度、そのドアに合わせてドア枠を作る必要があります。なので、出来るだけ早めに使いたいアンティークのドアを、どの場所に入れるかを決めておく必要があります。

アンティークの場合、ドアの開き方や、ドアの向きなど、実物を見てみてから判断することもあります。

ドア
ここはお店の入り口のドアを施工した時の写真です。
施工前に準備して、間柱を立てている現場で実際の高さなどを見ます。

また、アンティークのドアの場合、実際に見て、現場に置いた時に、予想外のことがあることも。

例えば、ドアの開き方が、左右、違っていたり、ステンドグラスの表裏を気にすると、ドアノブを付ける位置が反対だったり、柱があって、押すと引くが逆になってしまったり・・・いろんな、予想しないことがあります。

なので、出来るだけ早い段階で、現場に搬入して、実物のドアを見て確認しながら取り付けることをおススメします。

ドア
ドアに合わせて、間柱をカットしました。
キチンと寸法に合わせているので間違いありません。

また、ドア枠を作る時も、実物があった方が、大工さんがキレイに仕上げてくれます。

購入時の表記してあるサイズだと、微妙に違いがあるため、正確ではありません。実際に取り付けるドアを目の前にして、大工さんがそのドアに合わせて枠を作ること以上に正確なことはないので、ぜひ、早めに準備して、現場に置いておくようにしましょう。

アンティークのドアを早く決めてしまっても、大丈夫!置き場がない方には、必要になるまでお預かりしておきますので、ご安心下さい。

実際、アンティークのドアが気に入ったとしても、サイズが大きいので、置き場がなくて、困ってしまう方も多いと思います。

ただ、アンティークは一点ものなので、その時に、自分の好きなものがあるかどうかは分からなくて不安があると思いますので、実際、施工で必要になるまでの間、Handleでは倉庫でお預かりしておきます。ご安心ください。

施工現場に直送しますので、ご安心下さい。

トラック

先ほどもお話したとおり、ドアの取り付けは、最後の最後なのですが、ドア枠がないアンティークのドアの場合は、本当は、壁が出来上がる前に、施工現場にドアがあった方がキレイに収まります。

なので、信頼できる工務店さんであれば、壁を作る際、実際にアンティークのドアを置いてみて、ドア枠のサイズを決められます。

その際、建設現場へHandleの方からドアを直送します。なので、必要な時期が決まり次第、すぐにご連絡下さい。その日に合わせて、現場に直接お送ります。
現場に送ってから取り付けまでは、時間がありますので、現場で大工さんに保管してもらって下さい。

Handleのアンティークドアは、垂直直角が出してあります。なので、大工さんに渡せば、そのまますぐに使えます。

Handleでは、修復の際、垂直直角を出していますので、大工さんにそのままお渡し頂ければ取り付けて頂けます。ご安心下さい。

引き戸には出来ますか?

引き戸にもなります。ただ、引き戸への加工は現場での作業になります。

お家を建てて頂く工務店さんに加工をお願いして下さい。


ドア・ゲート

アンティークのドアやゲートは、こちらからご覧いただけます。


ドア・窓・ステンドグラスに戻る