ちょっと変えれば、グッと素敵に変身!アンティーク家具を使って、さらにオシャレな部屋を作ってみましょう!

簡単オシャレ術

同じアイテムを使って、ほんのちょこっと変えるだけで、素敵にコーディネイトしてみましょう。

今回は、ガラスのキャビネットとロッキングチェアを使った寝室のコーディネイトです。使っているアイテムは、アンティークのガラスのキャビネット、それに似合う革張りのロッキングチェア、そして、コーヒーテーブルとフロアスタンドです。

アイテムは同じでも、ちょっと変えるだけで、より素敵に変身させてみます。

もともとのコーディネイト。もちろん、このままでも素敵ですが、もう少しオシャレ感を出してみましょう

もともとのコーディネイト

アンティークのガラスのブックケースを置いて、その前にはゆらゆら揺れる革張りのロッキングチェア。それにコーヒーテーブルが置かれています。

これだけ見ていても、とてもステキで、ここでゆっくり読書をしたい気分になりますが、ちょこっと変化させるだけで、もっと素敵で居心地のいいお部屋が出来上がります。

このスタイリングで、私が気になったポイントは3つです。
1つめは、時計の位置と色
2つめは、フロアランプの後ろの壁
3つめは、全体の色です。

このポイントを見ながら、お部屋を変化させてみましょう。

時計は時間を見るだけの道具ではありません。
色と場所を考えましょう。

時計の位置

私がこのスタイリングを見た時に、一番最初に目に飛び込んできたのが、「時計」デシタ。なぜ時計に目がいったのか??多分、掛けてある壁の位置に問題があったと思います。

1つめは、濃い茶色で統一されている空間の中で、一つだけ色が黒かったこと。
もう1つは、壁面の中に、時計一つだけ離れていることが気になったからです。

色に関しては、茶色も黒も同じように思えるのですが、ほとんどが茶色で統一されている中で、黒というのは、とても目立ちます。白、茶色の次に、定番カラーとして黒が使われがちですが、優しい色の茶色の中にクールな黒というのは、とても目立つので、逆にアクセントカラーとして使わなければいけません。

ここで重要なのが、時計1つだけが少し離れた場所に掛けてあるということです。壁面のインテリアにも、メリハリが必要です。壁面を使っているものが、本棚の周りに集中しているのであれば、時計も本棚の近くに置きましょう。

時計は壁に掛けて使うものですが、壁だったら、どこに掛けてもいいというものではありません。集中させてディスプレイすることでメリハリが出て、素敵に見えてきます。

フロアランプは、おしゃれアイテム。ぜひ使ってみて下さい。

フロアランプの後ろの壁

フロアランプは、インテリアの中でのおしゃれアイテムNo.1です。
置くだけで、お部屋の中が素敵に変化するので、ソファやロッキングチェアの横には、必ず置いて欲しいのがフロアランプです。

ただ、今回、ソファの後ろの壁面に何もなくて、寂しいことと、色がないことが気になるります。今、このスタイルで使われているフロアランプは、コンパクトで傘がついていないカッコイイタイプ。

これを、ぽっかりと空いた壁面を埋めるように、色の入ったもので、シェードの大きなものを選んでみましょう。

茶色と白だけに逃げず、アクセントになる色を使ってみましょう。

全体の色

日本のインテリアでは、アースカラーで白と茶色の組み合わせだけでお部屋を作り上げている人が多いです。もちろん、ナチュラルな雰囲気で、失敗はないのですが、それではアクセントになるカラーがないので、オシャレ感が出ないんです。

このコーディネイトも、色の濃いオーク材が主体で、ロッキングチェアの革の色も茶色なので、ほとんどが茶色と壁の白だけで統一されています。

お洋服を考えてみると、例えば、上から下まで黒一色の洋服を着ている感じ。それだと、もちろん失敗はありませんが、オシャレ感が出ないんです。
そこにバックや小物で色を加えてあげることで、オシャレな雰囲気が出来上がるので、色を少し加えてみましょう。

ほんの少し変えることで、ちょっとお洒落に見えるお部屋が出来上がりました。

Before
Before
After
After

左がもともとの写真、右がちょっと変えた後の写真です。使っているアンティークの家具は同じですが、ギャッベを敷いて、色を加えてみました。また、フロアランプも傘を大きいものを使って、壁に色の入った絵を飾ってみました。

これだけで、さらに空間に仕上がりました。

色使いは大切です。ギャッベを敷くだけで、パっと明るくなるので、手っ取り早く色を入れたいときにはおススメです。アンティーク家具との相性もいいので、ギャッベやキリムなどは絨毯などはおススメです。お家にあるものでいいので、試してみて下さいね。


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