先日、フランスのアンティークキャビネットを使って、洗面所が出来上がりました！とっても素敵に出来上がったので、ご紹介します。

お施主様のＮさまが、ご購入いただいたのが、こちらのアンティークのキャビネット。「洗面所にしようかと思って･･･」とネットを見て気に入ってご来店頂いたのですが、実物を見た奥様は、即決でした。(今でこそ言えますが、その時はダンナさまには内緒。こっそり大切にお預かりしていました(笑)

アンティークのキャビネットが洗面所。普段だったらお断りするのですが、私も前々からやってみたかったので、今回は特別にお手伝いをすることにしました。
さぁ･･･このキャビネットがどんな感じになったかと言うと･･･

ジャーン！まず、洗面所のトップは、キャビネットの天板をそのまま利用して、シンクの形に合わせてカットしました。

これが、かなり大変な作業だったらしく、主人は毎日毎日、格闘していました。･･･が、だんだん自分との戦いになってきて、ピッタリハマった時には、静かに一人で喜びを噛み締めていました(笑)

キャビネットに合わせて配管を出して、可愛いモザイクタイルを貼った部分から水栓金具を出しました。
ちなみに、シンクと水栓金具はコーラーのもの。質感がとってもよくて、このアンティークのキャビネットにもピッタリ似合っています。

選んだモザイクタイルは、天然石のタイル。なので、微妙に一枚一枚の色が違っていて、面白いんです。

洗面の天板に関してですが、いつもご質問で、「木の天板で腐らないですか？」ということを聞かれるのですが、アンティークの場合は、ほとんどが無垢材と言って、本物の一枚の板が使われているので、想像以上に強いのでご安心下さい。

ミラーには、アンティークのカッティングミラーを選ばれました。それに合わせて、壁付けのブラケットもキラキラとしたダイヤカットのものをセレクトです。
夜、洗面所の照明をつけると、まるでダイヤがキラキラと輝くように、ミラーのカッティングと壁付けブラケットが輝くので、夜が楽しくなっちゃう洗面所に大変身です。

壁紙はフォロー＆ボールからセレクト。壁紙のゴールドに合わせて、壁付けブラケットもゴールドです。壁紙は、日本だと白やクリームなど無難な色を選ばれることがほとんどだと思いますが、欧米では「ちょっと派手？」と思うくらいがちょうどいいんです。そうは言っても、なかなかチャレンジしにくい部分だと思いますが、思い切ってやってみると、意外に新しい世界が見えて、満足されることが多いです。

今回セレクトしたものも、幾何学模様のようなデザイン。こんな感じのウォールペーパーは、派手な柄の中でも使いやすく、また華やかなゴールドが入っているので上品で高級感があふれる印象的なお部屋になります。

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