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英国の伝統的アンティークスタイルのお部屋を作りたいあなたには、アフタヌーンティースタイル
「アンティーク」と聞くと、いろんなタイプのものがありますが、「伝統的なスタイル」と聞いたら、やっぱりこのタイプ!と浮かんでくるのが、このアフタヌーンティースタイルです。
焦げ茶色で重厚な雰囲気の落ち着きのある家具は、かつての日本の住まいの雰囲気と似ているからなのか、とても人気があります。ゆったりとした時間をお家で過ごしたい方におススメしたい、伝統と品格の感じられる英国スタイルのインテリアをご紹介します。
英国アフタヌーンティースタイルとは…
落ち着いた雰囲気の英国スタイルは、ヨーロッパの北に位置する、気候の厳しい島国、イギリスだからこそ長い時間をかけて生まれたインテリアのスタイルです。
「華やかなのに、華美じゃない」というのが個人的に一番しっくりする表現。例えばお花の彫りが入っていても、「私はここよ」と主張をすることはなく、さりげなく「気が付いたら美しい花が咲いている!」・・・という感じ。いかにも質実で贅沢や華美を求めないお国柄で作られたインテリアという感じです。
格調高さや落ち着き、品のよさなどが感じられるものの、直線的でがっしりしているものが多いのも特徴。オールドローズのふるさとらしく、バラのモチーフのステンドグラスも似合うスタイル。落ち着いた大人の雰囲気のお家でゆったりとした時間を過ごしたい方ににピッタリです。
伝統と品格の英国スタイルのお部屋の作り方のポイント
Point①オーク材やマホガニー材で造られた上質のアンティーク家具を選びましょう。
Point②
お花の柄のステンドグラスやドア、ランプシェードなどを使ってみましょう。
Pont③
床材はオークなどの色の濃いこげ茶色のものを選んでみましょう。
Point① 高級木、オーク材やマホガニー材、ウォルナット材で造られたアンティークの家具を選んでみましょう。
やっぱり、まずは高級感あふれるアンティークの家具を選ぶ所から始めてみましょう。いろんな家具があるのですが、もし、最初に一つだけ買うのであれば、一番のおススメはガラスのキャビネットです。
なぜかと言うと、一番アンティークらしさが感じられるものであり、生活に必要な家具ではないので、現代の日本の家具では見かけないものだからです。
ガラスのキャビネットは、中に何かを飾るための家具。なので、心にゆとりがないと全く必要なものではありません(笑)逆に、お家で過ごす時間にゆとりをもちたかったら、ガラスのキャビネットを置いて、自分の好きなものを飾ってみてください。
「飾るような立派なものが、うちにはないから・・・」なんて思わないで下さい。中に入れるものは、なんでもOK!(私は、子供のレゴブロックが入れてあります(笑)自分の好きなものを飾って眺める心のゆとりが大切です。
ガラスのキャビネットの次におススメ&人気なのが、オーク材のチェストです。これもいろんな形やデザインのものがあるのですが、やっぱり見た目にカッコイイ!そして実用的に使えるところがとても便利で人気です。
実は私にとって、アンティークのチェストを選ぶということは、最初、とてもハードルが高かったんです。というのも、中に物を入れることが出来るんだろうか??と言うことがまず第一の不安でした。
でも、職人さんがお直しした後のチェストを見て、すぐにその不安はなくなりました!それくらい中がピカピカで逆に何を入れても大丈夫と安心できるチェスト。ぜひ、いろんな方に使って頂きたいです。
いろんなテーブルがあるのですが、アンティークらしい美しい脚のテーブルと言えば、やはりツイストデザインのゲートレッグテーブル。
3WAYで大きさを変えて使えるので、とても便利。機能性を重視する、日本のお家にはピッタリです。むしろ、なんで日本にこんなデザインのものがないんだろう・・・と思ってしまうほど。よく、現代の家具でもツイストのものがあるのですが、やっぱりアンティークのものはなんだか違います。
私の実家の母も、PCデスクとして、片方を壁に付けて、とても便利そうに使っています。ダイニング用の大きなものから、ベッドサイドに置けるとても小さなものまでいろんなサイズのものがあるので、自分にあったサイズのものを見つけてください。
がっちりとした脚は、堂々として男性らしいのですが、よく見ると、幕板の部分にはお花の彫がたっぷり・・・こんな演出が、このスタイルの家具ではよく見かけられます。
テーブルだけでなく、チェストやキャビネット、サイドボードにワードローブなどなど、見つけるのが楽しくなってしまうくらい、さりげない優雅さは、とても上品。
ドローリーフやドロップリーフのテーブルは、これまたサイズを3タイプに変えれるので、本当に便利です。最初は1人暮らしで使い、結婚して2人になって、家族が増えて・・・という感じで、生活スタイルに合わせて大きく出来るので、このテーブルが1つあれば、買い足すことも買いなおす必要もありません。
この3タイプでサイズが変わるドロップリーフテーブルも、こんなに便利なのに、日本ではほとんど見かけないデザインです。アンティークで古いものなのに、とても機能的で、本当に便利な家具です。
1脚だけ、このテイストに似合うものを選ぶとするなら、やっぱり、チェスターフィールドのウィングバックチェア。これがあれば、全てが絵になってしまう最高のイスです。
誰が見てもカッコイイですよね~これが1脚あるだけで、お部屋の中は、あっという間に素敵な空間に早変わりします。
ウィングバックとは、名前の通り、羽を開いたような形になっているイスのことです。ここがなぜ開いているかというと、暖炉の熱を顔に受けないため。
暖炉がない方でも、ここに座って本を読んでいるだけで、うとうと眠くなっても首をこのウィングが支えてくれるので大丈夫ですよ。
Point② お花の柄のドアや雑貨で優雅な雰囲気を演出しましょう。
このスタイルには、ステンドグラスがとてもよく似合います。やはり、オールドローズのふるさとだけあって、いろんなお花のものがいろいろあります。
新築やリフォームの方には、ステンドグラスのドアがおススメです。やっぱり、アンティークのドアは、重厚感が全然違うので、もし、機会があれば、ぜひ使って頂きたいです。
やっぱりステンドグラスは、このテイストにはとっても似合います。人気があるのは、美しいバラの模様のもの。いろんな色のカラフルなガラスで描かれた模様がとても美しく、女性は大好きですよね。
新築やリフォームの方は、お家の壁や、ドアに使われると素敵です。
「私は、新築じゃないから・・・」と諦めないで下さい!窓辺に置くだけで、とてもキレイなので、キッチンの前の壁や、チェストの上や、デスクの前に飾るだけで、まるでリフォームした気分になります。
光が入ると、キラキラ輝くアンティークのステンドグラス。後ろにスタンドライトを置いて、夜、ムーディーな雰囲気を楽しんでみてください。
やっぱり照明はお部屋の雰囲気作りで一番のポイント。日本では、シーリングランプのような直接的な照明が主流なのですが、ムーディーな雰囲気を作るのであれば、スタンドライトなどの間接照明を使って欲しいです。
特にアフタヌーンティースタイルには、スタンドランプやフロアスタンドなど、シェードの付いた照明がとても似合います。もちろん、お花の柄のシェードはとても似合うので、ぜひいろんな場所に置いて、雰囲気のある空間を作ってみてください。
Point③ 壁は、背が高めの板壁、床はこげ茶色のヘリンボーンなどを使った空間が似合います。
壁をちょっと背の高い板壁を使うと、お部屋がさらに素敵に見えてきます。いつも撮影で使っているHandleの板壁。これを使うだけで、あっという間にアフタヌーンティースタイルのお部屋が出来上がるので、ぜひ、試してみてください。
塗る色の組み合わせによって、雰囲気もがらりと変わるので、自分好みの色でペイントして、素敵なお部屋を作ってください。
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